第130章 ありがとうございました 後書き
Ruby キミの涙〈正義はどこに…… 〉~初恋と宝石~Ⅴ
をお読み下さりありがとうございました
かつて私はいじめられっこでした
『いじめられる方に問題がある』という世間の風潮
学校でも加害者の言い分や
言い訳がまかり通り
被害者の想いは届かない理不尽
傷つけられた心の傷は一生塞がらないんだよ
加害者は理不尽に人を傷つけて
それを謝罪もせずに生きていくんだ
なぜ被害者が
泣き寝入りをしなければならないのか
ずっとくすぶっていた思い
数年前情報番組にて
教育評論家の尾木直樹先生が
『いじめはいじめた側に問題がある』
と おっしゃってくださった事で
心が少し軽くなったのを覚えています
今この時も
全国のいじめ被害者の子供達が
ご家族様が苦しい想いをされている
Twitterには
今なお
加害者が謝らない
何故か被害者の方が
追い詰められている現実が
たくさんの悲しみが溢れています
かつて感じた悲しみ悔しい想いを
理不尽に人を傷つける罪を
日記などの作品に残こせば
どうだろう?
心の整理が着くかな?
少しは前に進めるかな?
人に伝わるかな?
そう想い日記に書き始めたのです
それからもう一つ
心の中にずっと引っかかっていた
介護の問題
日記にも書かせて頂いて
この様に感じていたんだ
この様に対処すれば良かった
沸き上がって来た想いを
物語風に描いたら……
そう思い
いじめと介護を二つまとめた
物語を書く事にしたのです
作品の中に書いた出来事は
介護施設で働いた際に
体験した事を元に
フィクションを混ぜて描いた物です
その為私の想いが色濃く反映され過ぎた
作品となってしまったなと感じております