第115章 少し先の夢見る未来⑤(和也&るな)
翔「るなちゃんおめでとう! カズくんと、私から一字とって名付けたのね!」
雅紀「誕生日は、大ちゃんと同じだしね」
智「るなちゃん、一時は心配したけど……オイラの誕生日に、翔ちゃんの名前の一字を持つ子供を……さすがだね」
和也「ホントにね。さすが俺の子。奇跡を起こして凄いな。って思ってますよ」
翔「きっと、かずとちゃんは強力な運の持ち主なのよ」
るな「うふふ。私もそう思うわ」
るなちゃんが、男の子なら
『カズくんと翔ちゃんの一字からとって名付けたい』
って、言い出した時からね、何か他にもありそうって思ってたけどさ……
和也『ホントにね。さすが俺の子。奇跡を起こして凄いな。って思ってますよ』
の、俺のちょっとした皮肉に、フワフワちゃん達は……
翔『きっと、かずとちゃんは強力な運の持ち主なのよ』
るな『うふふ。私もそう思うわ』
そう取った訳ね
翔ちゃんの名前も入ってるんだけどな
あ、フワフワちゃんてのは、雅紀先生が名付けた、るなちゃんと翔ちゃん。赤ちゃん達のあだ名ですがね
俺達、男性陣の中でブームな呼び方になった訳
和也「るなちゃん、改めてありがとう。俺を父親にしてくれて。晴れの日も、曇りの日も、雨の日も、家族力を合わせて、頑張って行こうね。お互いに色々な事を話合って、一つ一つ乗り越えていって、幸せを築き上げていこうね」
るな「カズくん、ありがとう。私を母親にしてくれて……あのね……」
泣いちゃったるなちゃん……
和也「分かるよるなちゃん。俺と同じ想いって事……だよね?」
うん。と頷いたるなちゃん
そして……2年半後の2024.6.17
親孝行な
二宮さや (にのみや.さや)
第2子の女の子が誕生したんだ
俺の誕生日に
智さんの"さ"の一字をもらい
俺の"や"の一字を持つ
奇跡の子供が
俺とるなちゃんの元に来てくれたんだ
俺
二宮和也は
愛する るなちゃんを
愛しい 和翔を
愛しい さやちゃんを
永遠に守るから
幸せになろうね
──
さて……
我が家の
奇跡のフワフワちゃん達にも負けない
奇跡を起こした
もう一組のフワフワちゃん達の
物語を
してもらいますかね……