第2章 度重なる事件?
翔「えっ…あの施設を智くんが…?」
智「ああ、大野グループが買い取った」
翌朝、智兄が帰っていたから事情を聞いたらそう答えてきた
潤「凄い…どうやって会長を説得したの?」
和「そう言えば以前言ってましたね?そろそろ福祉事業にも着手したいって…」
智「ああ、じいちゃんに話したら俺に任せるってさ」
翔「じゃあその施設は…」
智「そのまま存続してるよ。ただし、あの3人に施設の職員として雇用させたけどな」
それを聞いた翔ちゃんは本当に嬉しそうな顔をして
翔「智くん…ありがとう」
そう言って喜んでいた
和「でも翔兄さん?今回は良かったですけど、今後は無茶しないで下さいね?ホントに煩かったんですから…雅紀兄さん…」
雅「あっ!またそんな事言って…」
すると和はチョロっと俺と翔ちゃんの方を見て
和「翔兄さんが居ないと騒いで、居たら居たで騒いで…ああ、翔兄さんも同罪ですね」
…えっ?
翔「まさか…夕べの…?」
潤「…また開いてたよドア…夕べはほぼ全開に…」
…あっ…俺翔ちゃん抱えてたから…閉め忘れた…
翔「ま…雅紀のバカやろーーーっ!」
雅「ぶっ!」
翔ちゃんはそう叫んで部屋に閉じ籠ってしまった…
俺の顔面に持っていた鞄を思い切りぶつけて…
こんな時の翔ちゃんナイスコントロールだね(涙)