第13章 三人の関係
翔目線
「映画、面白かったね!怖かったけど…」
2人に笑顔を向けて言う
けど、二人は浮かない表情
翔は雅紀くん睨んでるし
「翔?どーしたの、雅紀くんかわいそうじゃん」
「あっ、いや、別になんでもないから!」
なんか妙に焦ってるな…
変なの。
「あ、ねぇねぇ、あの映画どーする?行くんでしょ?」
雅紀くんがポスターを指差しながら声をかける
「そーだった、どーするー?翔いつあいてる?」
…
あれ、応答がない。
「翔?」
少し顔を覗き込む
「うわっ、なに?!」
なにその反応?
「うわ、とかやめなさい!人を幽霊見たいに!翔が答えないから…」
「あーうん、うん、聞いてた聞いてた!俺はいつでも…」
「引越し準備とかいいの?」
翔こっちきたばっかでしょ?
「あ…じゃあ準備終わったら連絡する!」
え、忘れてた?
しっかり者の翔が?珍しい…
雅紀くんまだちょっとよそよそしいけど、大丈夫かな?