第12章 すれ違いのトキ
ー翔目線ー
「渡したいものって?」
今すぐ、とメールで返すとOKの返事が聞けたので…
すぐに会った←
「あ、これ!昨日タクシー代も払ってもらったんでしょ?私財布持ってなかったから…だから、一万で足りる?」
「は?!いいよ、大丈夫!!」
「ダメだよ、食事も払ってもらってるしー」
「…女の子なんだからさ、ちょっとは甘えろよ」
翔は少しビックリしたような顔をしたが
「なんか女の子扱いされるとか慣れてないから恥ずかしいな(笑)」
あぁ、可愛い…
昨日のことが頭に出てきて顔が熱くなる
「あ、あと聞きたいことあるんだけどさ…」
「ん、どした?」
「…昨日さ、私酔ってたじゃん?」
おぉ?!もしや、あのキスの話ぃ?!
「あ、あぁ、酔い潰れてたなぁ」
「その時、さ…私変なことしなかった?」
……へ?
嘘だよね、覚えてないとか無いよね?!
「翔…覚えてないの?」
「う、うん。やっぱ変なことしてた?」
誰か、翔に罰を与えてください!!
無意識であれやるとかマジで意味わかんねぇし!!((((;゚Д゚)))))))
期待した俺なんだったの、俺バカみたいじゃん!!( ゚д゚)
腹立つけど憎めない、この女は…
まあ、罪悪感なんて無いんだろうけど。
「うん、まぁ変なことはしてたよ」
「やっぱり?!絶対他の人に言わないでね?」
こーゆーの断れないんだよ、だって可愛いんだもん。
「はいはい(笑)」
結局負けるのは俺だった(笑)