第12章 すれ違いのトキ
ー翔目線ー
あ、今からくるのか。
まさか30分前から来てるなんて言えないよな・・・
店員さんも変な目で見てるし・・・
早く来ないかなぁ。
?「翔、お待たせ~!!」
・・・え?もしかしたらあれが翔・・・?
……やば、めっちゃ可愛いな////
ふんわりと広がったワンピースから穂のかに香るバラの匂い。レースの付いた上着がすごく似合っている。
伸びた艶のある髪にくりっとした大きな目。
―――――-―惚れた。
いや、惚れてたけど惚れ直した。
どうしよう、このままだと俺この店で翔襲っちゃいそう。
でもここ個室じゃないしなぁ・・・いや、そういう問題じゃないな、店で襲うとかフツーに変態行為←
ボーっと翔を見てると
「ん?どした?」
と翔が顔を覗き込んでくる。
やばいやばいって!!//
覗き込むとか反則、顔近いって!////
「な、なんでもないっ!」
照れ隠しに精一杯なんだけど…俺これから大丈夫かな?