第11章 スティーブ・ロジャース(MCU/ご飯デート)
オマケ2
トニー
「軽率だったな、レイン」
レイン
「なにが」
トニー
「人の多い飲食店でキャプテン・ロジャースとそのサイドキックがイチャついていたらどうなるのか、想像しなかったとは言わせないぞ」
レイン
「まさかゴシップにあることないこと書かれたのか?」
トニー
「いーや、畑が違う。ある意味ではマスコミより厄介だな」
レイン
「?」
トニー
「妄想過多に二次創作をした小説が物凄い勢いでアップロードされている。ジャーヴィスに解析させたが、前日に比べて更新率が五倍のようだ」
レイン
「な、に」
トニー
「『人でごった返した店の中でキャプテンはレインを膝の上に乗せて強く抱き締めた後、唇を強引に奪う。舌と舌、甘い吐息をも絡ませた後にキャプテンの手はレインのジーパンのファスナーを……――』」
レイン
「あーっあーっあーっ!! もうやめてくれっ!!」
終わり