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星条旗のショアライン

第24章 SSS キャラ×男主(―/30日更新)



★AMアクアマン

樽みたいなジョッキ並々に注いだビールを一気に仰ぐ姿は圧巻だ。旦那さんとよく来店されては静かに飲み比べをしていく。食事はあまり召し上がられないから、炒ったナッツに塩を振っただけのものを通しとして出した。旦那さんは景気良く五粒ほどを頬張るけれど、息子さんは丁寧に甘皮まで剥いて唇に食む。人は見た目で判断しちゃいけないって彼みたいな事を言うんだろう。飲み方と比べてなんだか可愛くてついつい笑みを噛めば、息子さんはきょとんとした表情で俺を見ていた。

★AMアクアマン&オーム

「兄上! 半魚人とはどれです?!」
「近寄るな、我が弟よ。地上の穢れが移る」
「へえ。三男がいたのか。かわいい」
「あ、兄上! 半魚人が喋りました!!」
「レイン、下がっていろと言ったんだ。袖を引くな、兜を奪うな、被るな。えぇい、部屋に戻っていろ!」
「嫌です、わたくしは兄上のお傍にいたい!」
「俺の横に来るか?」
「は、半魚人の? ……いいの?」
「レイン! 心を揺らすなっ!!」

★Aホークアイ&キャプテン・アメリカ

クリントに弓の使い方を習う間、ずっとキャプテンが傍に控えていて、正直言ってかなり邪魔臭い。後ろからクリントが俺の手に手を添えてレクチャーし始めると「レイン、バートンと距離が近い」と叱ってくる。兄気取りで過剰に気遣うのは大概にしろと憤慨すれば「馬鹿なことを言うな。恋人の心配をして何故悪い」と反論してきたけど、そもそも俺はクリントの恋人だ。

★AMアントマン(カウンセラー主続き)

眠っているスコットを見つめていると幸せな気持ちになる。寝顔が可愛い。普段も柔和な優しい笑顔で僕を甘やかしてくれるから大好きなんだけど、眠っている顔は油断しきってゆるゆるだからもっと大好き。額の生え際に口付ける。かなり寝入っているのか呻きもしない。スコットごめんね、僕もう出掛けるからね。囁くと、声に反応して少しだけ微笑んだ。

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