第2章 2 (裏あり)
お腹の奥に熱い液体がジワジワと広がっていくのを感じる。
静まり返ったお風呂場に、ただ二人の荒い息が響く。
「ソフィア…
てめぇはイクとき締め付けすぎだ……………。
俺の精液を搾り取るようだったぞ…………。」
「はぁ…はぁ…
兵長……………。」
「互いに汚れちまったな。俺は汗をかいた。
風呂に入るぞ。」
そう言って私を抱き抱える。
「俺が洗ってやる。
てめぇは俺を洗え。」
「………………は、はい。」
立ち上がった途端、兵長が中に出した精液がドロリと私の中を出て足を伝っていく。
……………私。
兵長と……………。
この前まで遠くで眺めていただけの兵長とこんなことに。
さっきとは違う浮遊感にとらわれながら、私は兵長のたくましい背中を流した。
END