第5章 5 (裏あり)
その後、私は何度イッたかわからない。
リヴァイも何度私の中で果てたのかわからない。
私達は狂いに狂ったあと、憔悴しきってベッドに身を預けた。
「………ソフィア。」
力ないリヴァイの声。
「……………はい。」
ドロリとした目で天井を見上げる。
リヴァイは私の肩を持って、そっと自分の中に抱き締めた。
リヴァイの硬い胸板に触れる。
「どうだった…」
「すごく…気持ちよかった…です…。」
「その口調も悪くない…。
これからは定期的に躾をしてやるか…」
「こんな…激しいの…」
「これから毎晩一緒だ…」
「あぁ…そうだったね。」
「朝でも昼でも躾が出来る。」
「………いいよ。
私は…悪い子だから……躾していいよ………。」
「言ったな?」
衣擦れの音がしたかと思うと、リヴァイの唇が、優しく私の唇を捕らえた。
END