第8章 それぞれの過去
・・ある双子はね
ある国王の子供だったんだ。
だけど大人たちの勝手な都合で
生まれたてだった2人は引き裂かれた。
姉は国王の娘として
弟は一般市民として暮らしていた
だけどある日姉と弟は出会ってしまった。
2人共血が繋がってる事を知らずにだんだん仲良くなったんだ
すると姉の方が
『お父様に紹介したい!』と言って
弟を王宮へ招待したんだ
そして弟を見た父親は驚いた
自分と血の繋がった息子が目の前にいるからさ。
そして父親は家来にこう言ったんだ
『私の息子をこの世から消せ』ってね
それを聞いていた姉は急いで弟を隠した。
姉は全てを知ってしまったんだ。
すごく似ている子は実は双子の弟だった事。
父親が弟を消そうとしている事。
姉は弟を隠したあとあることを思いついた。
私と弟は凄く似ている。
もし自分が弟と同じ服を着て同じ髪型にしたら・・ってね
姉は弟の格好をして家来達の前へ出た。
姉は銃で胸を打たれた_
そして家来は姉を路地裏に捨てた。
だけどそれを見ていた医者のおかげで一命をとりとめた
弟も懸賞金をかけられ命を狙われるしまつ・・
今はこっちに逃げてるから大丈夫だけど
まだ親に狙われたという傷はまだ消えていないんだ。