第3章 志音高校Vs誠凛高校
リコside
第2Qも1点も取れずに落ち込んでると・・
貴方「今日の試合・・
すっごい楽しい!!!!!!」
と 志音高校の主将が叫んだ。
その目はイキイキしていてとても綺麗だった。
貴方「諦めの悪い誠凛高校と
バスケできて楽しい!!!!!」
・・驚いた・・
確かに勝っている試合は楽しいだろう。
だけど・・諦めの悪いうちと戦っているから楽しい・・
そんなこと言う人初めてだわ。
続いて他の志音高校メンバーも
ミライ「私も すっごい楽しい!!!!!!!」
スズ「今日の試合 最高ぉぉぉぉ!!!!」
ハス「燃えるぜぇぇぇぇ!!!!」
メグ「でも志音高校が勝つっ!!!!!!!」
うちのバスケ部は皆驚いている。もちろん私も。
ミライ「よぉし!!!!気合入ったぁぁ!!!!」
貴方「誠凛!!!3,4Q 覚悟しな!!!」(ニコッ!
ずっと無表情だった琴音さんが笑った。
その笑顔は偽りがなく、心から喜んでいるようだった。
その笑顔に体育館の誰もが顔を赤くした。
もちろん日向君や火神くんたちも。
志音バスケ「「「「「楽しい!!!!!!!」」」」」
リコ「(クスッ)」
私も志音高校みたいな優しいチームに出会えて良かった。
リコ「さぁ皆!
志音高校の皆さんの期待に応えられるような
最高のプレーをしなさい!!!!」
誠凛「「「「「「「おう!!!!!!」」」」」」」
さっきまでの不安はどこかへすっ飛んだ。
この試合・・私もすっごい楽しい!!