第3章 志音高校Vs誠凛高校
貴方side
貴方「でも諦めの悪いところ。嫌いじゃない」
これは事実。
今まで戦ってきたやつは
諦めるのが速く、バスケも精神も弱いやつばかり。
でも誠凛は違う。
諦めが悪く、バスケは弱くても精神はとても強い。
僕はこんなチームと戦いたかったんだ・・!
だからいつもより試合が短く感じる。
ピーっ!!
ホイッスルが鳴り、
誠凛の皆は気合を入れた顔をしている。
この試合___
とても楽しい・・!!
本気が出せる!!
貴方「何度も世界が眩んでも陽炎が笑って奪い去る。
繰り返して何十年 もうとっくに気がついていたろ?」
僕は”あの”技の体制になる。
貴方「こんなよくある話なら 結末はきっとひとつだけ。
繰り返した夏の日の向こう_」
この技はここにいる皆は一回みた技だ。
僕は相手ゴールに向かって走り出す。
貴方「バッと押しのけ飛び込んだ
瞬間トラックにぶち当たる。
血しぶきの色 君の瞳と軋むからだに乱反射して
文句ありげな陽炎にざまぁみろよって笑ったら。
実によくある夏の日のこと
そんな何かが_」
思い切りジャンプして・・
貴方「_サイキックアーティラリー_」
壁にめり込んだボールを横目に技を打った。
次は床にめり込んじゃったよ・・
貴方「ここで終わった。」
ピーっ!!!!
僕 もしかしたら・・
バスケ馬鹿かもしれないな