第2章 遠くから見つめてる
本気になった彼の瞳はまるでコバルトブルーの海のよう…。
それを見たのが、私がモンスターに攻撃される時だった。
彼は自分の能力を駆使し、助けてくれた。
そして…
Sans「aliceに指一本でも触れてみろ…最悪の時間を味わわせてやる……。」
…彼がそう言うと、モンスターが逃げて行った。
正直怖くてしゃがみこんでいると、彼が私に近寄り抱きしめて言った…
Sans「…怖かったよな…もう大丈夫だ。」
顔をあげると彼は私を安心させるかのように優しくキスをした。
ふと彼を見ると、いつもの彼だと、少し安心した。
また彼の瞳に吸い込まれそう……
だから、近くじゃなく、遠くで見つめてる私………。