• テキストサイズ

夜空に煌めく星たちよ【気象系BL】

第3章 濃厚プリンな夜【N×O】


『ピンポ~ン…ピンポ~ン』


………


(誰だよ、こんな時間に…
しかも、これからって時に…)

仕方なく、脱がせかけた、智のシャツはそのままに、
俺は、モニターを除いた。


そこには、
ニッコリ笑顔の相葉さんが。

ドアを開けると、嬉しそうに入ってきた。

「こんな時間に、なに?」

「ごめんね~お取込み中だったかな?」

そう言いながら下衆い目で奥を伺う。

「あっ、これ。翔ちゃんが。
リーダーが好きだから持ってけって。

差し入れにいっぱいもらったんだ。」

そう言いながら差し出した紙袋には
あのプリンが...しかも、大量に……


「じゃあ、車で翔ちゃん待ってるから、帰るわ!

続きやってよ♪

ほどほどに…ね(^^)」


下手くそなウインクをして、
相葉さんは台風のごとく、
帰っていった。


食べきれないほどのプリンを抱え、
その場に立ち尽くす、俺…


…いったい、今までの喧嘩は、
何だったんだ?


どうせならさ、
も少し、早く来てよね、相葉さん…




END
/ 349ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp