第92章 師匠。
★★
結局、話を聞くところによると、アレックスさんは大我にバスケを教えてくれた金髪美人で
大我の彼女の金髪美人ではなかった
リコ「コーヒーどうぞ」
アレックス「Thank's」
それにしても・・・・・
目の前で誰かがキスしてるとこなんて初めて見た
この二人は本当にそういう関係じゃないのかな?
火神「お前まだ疑ってんだろ」
「え!何でわかったの?」
火神「お前の考えてることくらいわかる」
あ・・・・・大輝と同じこと言ってる
私ってそんなわかりやすいのかな?
嘘ついて秘密事なんてしてたら直ぐバレちゃうね
私は皆より少し離れた所で腰を下ろした
リコちゃんがアレックスさんの隣に腰を下ろすと
火神「あっ!!監督あんまその人に近づくと・・・!!」
リコ「?」
アレックス「ん~?なんだなんだ男だらけかと思ったら可愛い女子もいるじゃんかー」
その瞬間
アレックス「んー♡」むっちゅ~っっ
火神「キス魔・・・だから・・・遅かった・・・」
「ああ・・・・リコちゃん・・・」
リコ「なっ ななな・・・っ」
リコちゃんのファーストキス・・・・・
いや、私が知らないだけでもう済ませてるかもしれないし
鉄平さんとか順くんとか・・・・
とりあえず、リコちゃんはアレックスさんに小学生だのぺたんこだの言われて心に傷を負ってしまった
アレックス「そっちにも女子がいるじゃないか!こいつはさっきのやつよりは・・・・あるか」
リコ「・・・・・・・」
「・・・・・・」汗
リコちゃんが益々廃人のようになってしまった・・・・
黒子「それで何で日本に来たんですか?話が進みません」
アレックス「ん?ああ・・・ん゛ん゛!?お前っっいつからいた!?」
黒子「最初からいました」
アレックス「ホントか!?」
このお決まりのトークも
毎度すぎて誰ももう突っ込んだりはしない
アレックスさんは、私たちに日本に来た理由を教えてくれた