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いつも眠いのはキミのせい。

第91章  ちゃんこ鍋。


★★



私はその場から動けずに立ち尽くしていた


ブブブッ ブブブッ



スカートのポケットで携帯が震えていた


携帯を取り出して画面を開く


リコちゃんからのメール・・・


メールの内容は、祝勝会をやるから大我の家に集合ということだった





「大我の家・・・・行かなきゃ・・・」




立っていただけなのに、足元がふらつく


まだ頭の思考回路が回らず、大我の家にどう行けばいいのかどっちに歩いて行けばいいのかわからなかった




さっきの出来事は夢だったんじゃないのか


赤司君は本当に存在する人だったのか


頭がぼーぅっとしてよくわからない


私は赤司君と恋をしていたんだろうか


わからない


何も


わからない


わかりたくない


考えたくない


私はもう・・・・



大丈夫だよって手を握る事も


信じてるって抱きしめる事も


頑張れって笑いかけることも






許されない


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