第76章 変わらない想い。
★★
今日は部活の備品を買いに行くついでに、涼太に会って話をする
そうリコちゃんには伝えた
本当は涼太に会うのがメインで備品はただの言い訳だ
リコちゃんには多分、バレバレなんだろうけど
涼太には、小、中学の頃の話なんてしたことないかも・・・・・
笠松さんには少し話したことあったけど・・・
聞かれなかったから言わなかった
聞いてこなかったから居心地もよかった
だけど、いつまでも涼太に甘えてるわけにもいかない
それに、涼太にだって知ってほしい
私の全部
帰りのHRも終わって、駅に向かう準備をする
黒子「今日はもう部活に顔出さないんですか?」
「ううん、買うもの買って、用事済ませたら戻る!」
黒子「そうですか^^気をつけて行ってきて下さいね」
「ありがと^^」
火神「大丈夫だろ!ガキじゃねーんだし!黒子!早く練習行こーぜ」
黒子「はい」
「頑張ってねー」
2人に手を振って別れる
大我もテツ君も張り切ってるなぁ!
2人を見てると頼もしい
「キャー♡早く早く!」
「えっ!?本当に来てんの!?」
「ヤバーい!!カッコイイ〜♡」
下駄箱に行くと、女の子達が異様に騒ぎ立ててる
何かあるの?
というか・・・・
前にも同じような事があった気が・・・・
まさか・・・・・・・ね?