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いつも眠いのはキミのせい。

第64章 無敵。





火神「・・・で、何だよ?」

黒子「新しいドライブの練習相手になってくれませんか?」

火神「・・・・・!?オイオイ、まだできてなかったのかよ!?」

黒子「ほとんどできてます、練習段階では。お願いしたいのは仕上げの対人練習です」

火神「・・・なるほどな、いいぜ来いよ」

「テツ君、私は?」

黒子「さんはそこで見てて下さい」

「・・・うん?」



私は見てるだけでいいのか






ダムッ






それは一瞬の出来事


テツ君が一瞬で大我を抜いてしまった





ボールだけおいていったまま・・・・



火神「・・・ん?」

黒子「あ」

火神「っ何が『ほとんどできてます』だ!!すっぽ抜けてんじゃねーか!!」

「でもでも!!凄かったよ!一瞬何が起きたのかわかんなかったよ!凄い!!」

黒子「失敗です。すっぽ抜けました」

火神「だから今言ったよ!!」

「・・・・何かこのボールツルツルだね」




イッパイ練習して皮削れちゃったんだ





黒子「このボールももう換えないといけませんね。もったいないですけど・・・・」

「外で練習してたら早くボール悪くなっちゃうもんね」

黒子「体育館もっと使えたらいいんですけど・・・もうこれで6つ目です」

火神・「!?」



6つ目って・・・・・


どれだけ練習したの!?


夏まであんなに悩んでたのが嘘みたい


テツ君はきっとこれからもっともっと伸びていくんだ


大我も、皆も・・・・・・

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