第46章 合宿(海)。
★★
「私の事、嫌いになったらヤダよぉ」
私の顔、今凄い事になってる気がする
涙も溢れ出て
鼻水も流れてる
顔が歪む
こんな顔、見られるの恥ずかしすぎる
それでも、真太郎に伝えたかった
真っ直ぐに自分の想いを
ギュッ
緑間「俺はお前が好きなのだよ」
真太郎は私を強く
優しく
大切に
抱きしめてくれた
「・・・・・・・ダメ」ズズッ
緑間「なっ!?」
「真太郎の服に鼻水付いちゃう・・・・」
緑間「・・・・フッ。そんな事気にするな、バカめ!」
真太郎の胸に顔をうずめる
真太郎の香り・・・・・
何だか心地良い・・・・・
あぁ、そう言えば昨日は色々ありすぎて寝不足だったな・・・・・
「・・真太郎・・・・ありがと・・・・」ムニャムニャ
緑間「・・・?」
「・・・・Zz・・・・」
緑間「オイ!」
意識の薄れ行く中で、真太郎が「起きろ!」って呼んでる声が聞こえた
真太郎・・・・・
私はそのまま意識を手放した