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いつも眠いのはキミのせい。

第125章 会いたかった。


★★



大我がスリーを決めた!!

残り27秒・・・

まだチャンスはある!!

皆が集中力を更に高める

残り18秒・・・

皆が熱くなる

そんな中、俊くんだけは凄く冷静な顔をしていた

その姿は逆に頼れるもので

きっと俊くんは今頭の中で必死に考えているんだとわかった

どこかで必ずチャンスがくる

そのチャンスを俊くんが作ってくれるはず!!




「お願い・・・・」




ドキドキは更に大きくなる

そして、チャンスはとうとうやってきた



-ビッ-




残り時間10秒・・・・

洛山が回していたボールをカットしたのは、やはり俊くんだった




「やった!!」

実渕・葉山・根武谷「「「何!?」」」

伊月「走れ!!!」

日向「行くぞォ!!」




この攻撃が最後・・・・

点差は4点

誠凛101 対 洛山105

残り時間5秒・・・

俊くんは順くんへパスを送った

俊くんからボールを受け取った順くんの顔は少し驚いてみえた

だけど順くんは直ぐにシュート体制に入った

それは今まで見た中でも一番と言っていいくらい綺麗なフォーム

これが入っても1点差で負けのまま

けどその綺麗なフォームは、実渕さんの打たせればいいという気持ちを止めたいという気持ちに変えさせた



ピー-----

「バスケットカウント ワンスロー!!」




決まった・・・・

順くんの放ったボールは実渕さんのファウルを誘い

更に3点決めた



「「「「「うぉおああーーーーー!!」」」」」




誠凛104 対 洛山105

残り時間はわずか3秒・・・


ここで逆転するには方法は一つしかない

このワンスローをわざと外して点を取る

リバウンドの勝負で全てが決まる・・・・!!
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