第110章 好敵手。
★伊月俊★
日向「相手はお前を抜くのを前提に考えてる。要はウチでお前が一番ナメられてる」
伊月「・・・ああ。わかってる」
あんだけハッキリ言ってくれりゃあ嫌でも負けたくなくなる
俺は皆みたいに器用じゃないから
一つの技を覚えるのにも何倍も練習するしかない
それでもあきらめずにここまでこれた
皆がいつも俺の練習に付き合ってくれたおかげだし
ちゃんがいつも応援してくれてたのも大きい
それに何より・・・・
俺自身、バスケが凄く好きだから!
カッコ悪いとこなんてちゃんに見せらんないしな!
俺も負けてられない!!
夏からズット練習してきた新しい技・・・・
まだ試合で試したことは無いけど
今の俺にならできる
コガ・土田「伊月!!」
皆も応援してくれてる
集中しろ
相手の動きを見るんだ・・・
伊月「キタコレ」
”イーグルスピア!!”
笠松「なっ・・・」
日向「よし!!」
伊月「カッとなってナイスカット!!」
日向「伊月ダマレ」
よしっ!!
俺だって・・・
皆に負けてられない
絶対に勝つんだ!!
それでまた・・・ちゃんと皆で笑いたい