第23章 奪還作戦
花壇の目の前に着く。
当たり前にあった花たちが、、、
半分枯れていた。。。
何故だ。毎日ちゃんと水やりして、、、
様子も確認して、、、
毎日、、、
その言葉に違和感がある、、、
何かがおかしい。
毎日って、俺はここ数週間、ひたすら訓練に執務に、、、
思い出そうとしても上手くいかない。
自分でも気付いてなかった、、、。
ちゃんとした記憶がない、、、。
ほとんど寝不足のまま過ごしていたから、、
記憶がバラバラだった、、、。
『兵長、、大丈夫ですか?!。
物凄く顔色が悪いです。』
アンが話しかけてきているのに、
言葉が全く入ってこない。
愛しても愛したりないほどの
ユカの花を枯らしていた自分が、、、
信じられない、、、
目の前が真っ暗になった。
そのまま俺は、意識を失った。
『兵長?!!!
大丈夫ですか?!!!
兵長?!!!!
兵長!!!』
微かに、アンの声が聞こえる。
ユカ、、、。
お前に合わせる顔がない。
でも、お前に会いたい。