第18章 明後日
翌日、昨日怪我した部下の様子を見に行く。
これも幹部の仕事だ。
しばらく何をするかは、エルヴィンから指示がくる。
団長室に呼ばれているはず。
『俺だ、入る。』
丁度、指示が出るところだった。
『アン・キラリ、足首の具合はどうかな。』
『腫れは引きました。お騒がせしてすみませんでした。』
『誰にでも、失敗はある。気にしないように。
さて、君の1週間の仕事だけど、
私の執務の手伝いでどうかな?』
『はい!喜んで!宜しくお願いします!!!!』
『元気がいいな。』
他の幹部は、みんな訓練だから仕方ない。
しかし、エルヴィンの野郎、楽しんでいる様子だ。
まぁいいか。
『俺は、訓練に行く。』
団長室から出ようとするとき、
『リヴァイ兵長、昨日はありがとうございました!!!』
『ああ、構わない。』
そう言って、部屋を出た。
本当に元気だけはあるな。