第8章 アンケート
次の日の朝。
学校に行くと先生に呼び出された。
なんだろう?
何かしたかな?
そう思いながら、元々信用していない先生のところに向かう。
先生「昨日のアンケートで、名前は言えないんだが、ある人物が大友にいじめられている、と書いてあったんだ」
私の耳に入ってきたのは、全く嘘の情報。
は?
何それ。
知らない。
次はこれか…。
めんどくさい。
そう思いながら私は答える。
「知りません」
普通それしか言えないよね。
先生「知らないわけないだろ!お前の名前がアンケートに書いてあるんだぞ!」
うわ…キレだしたよ。
先生「今回は見逃してやるから、今すぐ謝ってこい!」
大体、予想つくけどさ、誰が書いたか言ってないよね?
その辺、先生バカですか?
先生「早く行け!!」
まぁ、いっか。
謝んなくて。
てか、謝って済む問題じゃないしね。
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数時間後の休み時間
また、先生に呼ばれた。
先生「さっきいじめっ子Aに謝られたか聞いてみたが、謝ってないそうじゃないか!!」
先生「いじめっ子Aを連れてくるから、謝れ!」
理不尽すぎる。
教師として失格だわ。