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白の私、黒の貴方
第6章 想いが届く日
好き、と言おうとするとティキに生暖かいもので口を塞がれる。ティキの顔がドアップで映り込み、驚いて固まってしまった。
顔が離れてからも、状況を整理するのに時間がかかった。
(えっと、私が告白しようとしたら?なんかティキがドアップで映って?んでもって口に生暖かいものが当たって?)
そこまで考えて顔に熱が集まる。
(あれ?私、ティキにキスされた?)
赤い顔のままティキの方を見ると、少し照れたような顔をしていた。
「な………な、んで?」
「………俺から言いたかったからな」
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