Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第35章 ヒミツの約束【快斗/キッド】
もう頭の中はグチャグチャのドロドロで…熱くて溶けちゃうんじゃないかと思う…
秘部の入り口の周りをクルクルと撫でていた快斗さんの指が、少しずつ入ってくるのが分かって。
知らない感覚に一瞬また戸惑うけど……もう不安よりもこの先を知りたい気持ちの方が大きかった。
「ん……っ」
「分かるか?指、入ってんの」
「は…い…」
「のイイとこ探すから。じっとしてろよ…」
指が進んでいって、引いていって。また入ってくると、ぐねぐねと動いたり…痛くもないけど、気持ちいいとも違う、変な感じだ。
でも、お腹の奥が熱くてキュウっとなる。
「コレ好きか?すげー締まる…」
「んぅ…な、んか……っぁあ…」
ソコを指で押されたまま、また上の突起に舌を這わされると、奥がキュウキュウするのが止まらなくなって頭がおかしくなるんじゃないかって……
「や!ああぁっ…か、いとさ…っ、あぁっ!」
「んー……可愛い…」
「あぁっ…も、っぁあ……きもちい、の…おかしい…の、っあぁ…」
「いーぞ、もっとおかしくなれよ…」
「えぇっ!?や、だ…あっあぁっ!ああぁっ…」
気持ちいいのと同じくらい、怖い。目をギュッと瞑れば目の奥がチカチカする。逃げられない強い刺激に叫びそうになる。
身体が強張って、自分ではどうすることもできない…
快斗さん、“嫌だったら言えよ”って言ってたのに全然止めてくれないんだし……!
「やっ、あぁっ!だ、め!ほんと…に、ダメッ!あ!ああぁっ…ああ!んーーーっ……!!!」
もう無理だ。全部真っ白になって、腰が勝手にビクビク動く。鋭い快感が身体中を走り抜ける。
「……イった…?……」
「……っ……はぁっ……ぁ、っ……っ、?」
すっごいのが来たと思ったら、ようやく快斗さんの手は止まって。今度はものすごい脱力感に包まれる……頭がまともに働かない……
「おい…大丈夫か?」
「わか、んない……な、んか…すっごかった……」
「それが“イく”ってことなんじゃねーのか?」
「…そう、なんだ……」
よく分からないけど、快斗さんがそう言うんならそうなんだろう。
まだ息も整ってないまま唇を重ねられ、なんとかキスをして……
なんとなく、彼の背中に腕を回して抱き着く。温かくて、心地良くて、安心する……