Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第32章 POP HIS CHERRY【降谷零の場合】
昼間ケラケラしてたいつものは一体何処にいったんだろうか。
こうなることは絶対分かってただろうに、いちいち恥ずかしがったり、やたら可愛いことを言ってきたり、別人みたいな顔に声色……まあ別に、とにかく女の子として可愛いく見えるんだから全く問題ないんだけど。
シャワーを終え、ベッドで貪り合うようなキスをして……
直に触れた吸い付くような触り心地の肌、間近で見るの悶える姿に物凄く興奮している自分が、正直嬉しかった。
つい半日前までは、もう僕にはこの先こういうことは無いと思ってたから。
しっかり下半身も反応して、バスローブの下、下着の中で早くも膨れ上がっていた。
ただ、まだトラウマを完全に拭い切れていた訳ではなく……
トロトロになったの秘部…溝をなぞり、中へ指を入れてみた瞬間、不安はまた大きくなる。
「なあ…本当にココに僕のが挿入るのか?こんなに狭い所に…」
「っ……ぇ…」
一瞬表情の固まった彼女に更に不安を煽られる。
「だいじょぶ…たぶん……見てもいい?零くんの……」
「ちょ………っ!?」
けど、徐に起き上がったは、バスローブの紐を解いて下着の上から僕のソレに触れてきた……
確かめるように全体を撫でられ、呆然としている間に下着は下ろされ、そうなれば当然飛び出てくる膨張した自身の欲望……
「ほんとだ…おっきい……」
さぞかし怖がられるのかと思いきや、はどこか嬉しそうに僕のソレをそっと握り、上下に擦ってくる。大丈夫なのか……?
繰り返される甘い刺激に思考がストップしかける……
「、…っ」
「…零くんの…いれたら…すっごくきもちいいと思うよ…」
「怖く…ない、のか…?」
「うん…だから、はやく…」
「っ!待て!って……」
が欲望を自分の局部に擦り付けようとしたもんだから慌てて距離を取った。
彼女を押し倒し、細い手首をシーツに押さえ付け、動きを制する。
眉尻を下げて物欲しそうに僕を見上げてくるに理性がグラつくけど……いくらなんでも今挿入するのは早過ぎないか。
「まだ、のココ…全然してあげてないだろ?」
「ぅ………じゃあ…して……?」
「言われなくても、する……」