Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】
第26章 夏の誘惑*後編【降谷零】
翌朝……今日もより先に目が覚めた。
ちなみに今まで彼女が僕より先に起きていたことはない。
しばらく天使みたいな寝顔を堪能して……髪を撫でると僅かに反応があり。起こさないようにそっとこめかみにキスをして、ベッドから出た。
窓際まで上半身を伸ばしながら歩き、カーテンを少しズラせば、窓の外の海はキラキラ日光を反射していて輝いている。
特段綺麗に見えるその景色をに見せたいと思いつつも、気持ち良さそうに寝ている彼女を起こすのも忍びない。
僕らの連休は今日を含めてあと3日。特に今日以降の予定は立ててないものの、連休中はずっとと過ごすつもりだ。
さて……何をしようか。
家でのんびり映画か、それともショッピングか。それとも……
でもなんだかんだ言って僕達のことだ、最終日は結局休み明けからの仕事の予定が気になって気になって、確認しに二人とも会社に出向くことになりそうだけど……
END