• テキストサイズ

Cherry-pick【名探偵コナンR18短編集】

第20章 飛び越えた先に【松田陣平】


全てを吐き出し……とりあえずの身体を綺麗にし、隣に肘をついて寝転ぶ。

喉が乾いた。それにタバコは……ポケットの中か。

放り投げた服の行方を、目で探していると、「んー……っ」と、が擦り寄ってきた。

なんかイチイチ女々しい(女だけど)っつーか……可愛いことしやがる。

まあ、しばらくはこのままでもいーか……

しかしの身体に腕を回そうとしたら、は「あーのど、ヤバい、カサカサ……」なんて掠れ気味の声を出し、そっぽを向いてベッドから出ようとする。

ほんと、なんなんだコイツ……

いや……?

そうだ、これがいつものだ。


俺も起き上がりヌルくなったビールを喉に流し込み、タバコに火を着けた。










END
/ 632ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp