第5章 嵐って
松「…どしたの?ホントに具合いでも悪いの?」
相「熱は~…なさそうだけど」
櫻「おまえ手熱いから無意味!…ホント大丈夫?もう帰る?」
二「食欲ないの?」
大「…ううん。大丈夫。ちょっと熱くて…」
相「一枚脱げば?」
大「ん…」
…でも、そんな優しくされたら、俺…
二「翔ちゃんは気合い入ってるよね。いつも通り(笑)」
松「お願いだから、それ以上は脱がないでね?いくら五人とはいえ」
櫻「ン?」
相「ひゃっひゃっひゃっひゃっ!」
二「つか、おまえこそ脱げば?服が無事なうちに」
櫻「そーだよ。汗ハンパねえじゃん(笑)」
相「…もうけっこう無事じゃないかも…脇汗が…」
二「…さいっあくだなっ?」
相「だって熱いじゃん!?熱いでしょっ!?ねえ?リーダー!」
大「アツイねっ!?」
二「…顔(笑)」
松「ん。すいませ~ん、網替えてもらっていいっすか~」
櫻「焼き奉行、マイペ~ス~(笑)」
相変わらずの、この空気。美味しいもの食って、飲んで、笑って…。満たされてきて、なんかもう、秘密とかど~でもよく…
いやいやいやっ!もう決めたんだからっ!俺、言わない!!言わないよっ!?