第3章 その後・・・
騒ぎが収まった深夜、エルヴィンが私室でゲッソリしていると
ノック音が聞こえたので出るとだった。
疲れていたが入室を断る理由は無いので招き入れると、
手に何かを持っている事に気づき警戒したものの、
彼がキスをせがんできたので条件反射でそれに応じたら
血を飲まされた。
血を飲まされた時点で「またお仕置きかー」とゲンナリしたが、
は悠々とエルヴィンのベッドにくつろぎ始め、
手に持っていたものを舐め始める。
何を舐めているのかと注視していたが、よく見ると
チョコレートだった。
・・・しかもエルヴィンの男根型チョコレートだ。
いやらしく含んでは舐めという性的煽りを受けたエルヴィンが
フラフラとに襲い掛かったが、血を飲まされ身体の
自由を利けなくされたので、その場で膝をつく羽目になった。
「お主から貰ったチョコレートは美味いぞ?」
「・・・それはありがとう」
本当はそんな用途のために買ったんじゃないんだけれども・・・。
だが、あの騒ぎの最中いつの間には自分の男根型
チョコレートを確保したのだろうか?
末恐ろしい身体能力だ。
「私からのバレンタインはこうしてお主の前で、
お主の男根をフェラしてみせてやる事だが、いらないか?」
「いや、いる!是非見せてくれ!」
即答での提案を受け入れたエルヴィンは、
一晩いつもなら見えない角度で見えるのいやらしい顔と
舌使いを堪能し、少し満足したのだった。
・・・取り敢えず暫くはを怒らせないようにしようとは
思ったバレンタインデーだった。