第2章 第2話
雅「えっ?何が?どういう事?」
和「仮定でしかないけどさ…『パラレルワールド』って解る?」
…え?パラレルワールド…?
智「…何か聞いたことあるような…」
潤「それって映画とかであるやつだろ?確か、今ある世界と平行して存在する異世界…だったよな?」
和「うん、そう…もしかして、それじゃないかな…」
潤「って事は、ここにいる翔くんは異世界の…」
俺は異世界から来た…?まさか…本当に…?
雅「まさか!そんな映画や漫画じゃあるまいし…」
和「俺だって信じられないけど、そうとしか説明出来ないよ」
智「じゃあこっちの世界の翔くんは…」
潤「…恐らく入れ替わりで向こうの世界に行ってる…と思う…」
雅「何で!?どうやって!?」
その時俺は、きっとあの落雷が原因だという事に薄々気付いてはいた…
多分松本さん、二宮さんも…
でも…俺は自分の世界に戻りたいと…考えなかった…