第2章 プロローグ
こんにちは、私戦隊ヒーローが大好きな紀保です。今もカラオケでヒーローカラして帰る途中です。
『あー楽しかった。帰りにシンケンジャー借りようかな……あ~』
そうなんです、私は、信号無視の車とぶつかって死んじゃいました^^……ってこんなこと言ってる場合じゃない。お父さん、お母さん、お先に逝く不幸をお許しください(泣)と思っていたら真っ暗な所に居ました。
『此所……何処?』
?「ハロー」
『ハ、ハロー?』
目の前にはめっちゃ美人な女の人が居た。
?「やだ~美人だなんて///」
『な、なんで私が思っていることを!もしかして神様?』
?「まぁ、女だから女神になるわね」
『そ、そうなんですか、でその女神様が私に何か?』
女神「貴女に謝りたいことがあるの。」
『謝りたいこと?』
女神「えぇ、本当は別の人を死なせる予定だったのに私のバカ部下が間違えて貴女を死なせてしまったの。本当にごめんなさい」
『いや、良いですよ。誰だって失敗はあるんですから^^』
女神「本当、貴女って優しいのね^^そのお詫びに貴女の願いを叶えてあげるわ」
『なんでも?トリップとかも出来るんですか?』
女神「えぇ、出来るわよ」
『じゃあ、侍戦隊シンケンジャーの世界に行きたい』
女神「分かったわ」
『じゃあ、レッツゴー』
女神「あ、待って。シンケンジャーの世界に着いたら彦馬さんにこの手紙を渡して」
『はい、分かりました』
女神「じゃあ、行ってらっしゃい」
その声を聞いて私はブラックアウトした。
?「……い、おい!」
『ん~?』
そう言って起きたら、目の前に丈瑠と彦馬さんが居た。
『(本当に来ちゃった)』
彦「おい、貴様何故屋敷の前に居た?さては外道衆か!?」
丈「まて、外道衆なら隙間センサーに反応があったろ。それに、こいつが来たときには隙間センサーに反応が無かった。だからこいつは外道衆じゃない」
『(丈瑠のおかげで助かった)あ、これ、彦馬さんに渡して欲しいと』
私は女神様からもらった手紙を彦馬さんに渡した。
彦「何々?」
彦馬さんは手紙を読むなりもしやと言いその場から離れた。
『(彦馬さんどうしたんだろう、でも、丈瑠と二人っきりは緊張する///)』
彦馬さんが来るまで丈瑠との会話は無かった。そして、彦馬さんが戻ってきた。