第6章 6話
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(相澤)
「今日のヒーロー基礎学だが...俺とオールマイトともう1人の3人体制で見ることになった。」
(緑谷)
(なった...?特例なのかな。)
(瀬呂)
「ハーイ!何するんですか!?」
(相澤)
「災害水難なんでもござれ。
人命救助訓練だ!」
瀬呂の問いかけに瞬時に自身のポケットから『RESCUE』と書かれたカードを取り出した。
(上鳴)
「レスキュー...今回も大変そうだな。」
(芦戸)
「ねー!」
(切島)
「バカおめぇこれこそヒーローの本分だぜ?!鳴るぜ!!腕が!!」
(蛙吹)
「水難なら私の独断場。ケロケロ。」
(飯田)
「おや...相澤くんは?!」
飯田の一言でざわめきが一気に大きくなった。
(相澤)
「おいまだ途中。
相澤は────まぁあれだ、体調不良。ヒーロー基礎学は激しい運動を伴うから保健室で休ませた。
それから、今回コスチュームの着用は個人の判断で構わない。
中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな。
訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗っていく。
以上、準備開始。」
(上鳴)
「彩夏体調不良って!
お昼元気だったのにな!」
(切島)
「そーだよなぁ、大丈夫なんかな。」
(爆豪)
「...チッ」
爆豪だけが相澤が言った
“まぁ、あれだ”
という一言に引っかかっていた。