• テキストサイズ

Sapphire〈小悪魔系男子にご注意asobase?〉

第42章 忠告したはずだよね?


 翔side

 茉莉『ストーカー? 女の人…… 二宮さんを…… 好きな人?』

 って茉莉ちゃんたら何言い出すの? 

 私と…… なんて…… 二宮さん迷惑ですよね? って

 言っておきながら、その後から何か…… 悲しい? 良くわからない感情が溢れてきたの

 二宮さんも傷ついた表情してて? 潤さんは…… 笑いを堪えたような表情で

 茉莉『翔ちゃん本気で言ってる? そんな事したら、その人益々怒らせるから辞めなさい』


 二宮さんを好きな人……

 学校の子達じゃないよね……


 だって手紙から香水の匂いしたし、大人の女性? 


 高校生…… にしては大人びた二宮さん

 大人の女性に想われても違和感無い……


 カズ『翔ちゃんがそんな風に思ったのは、俺がきちんと態度を示さなかったからだよね』


 カズside

 ー某所ー
 カズ「『翔ちゃんがそんな風に思ったのは、俺がきちんと態度を示さなかったからだよね』茉莉ちゃんの後に、言ったら翔ちゃん何かすげぇ難しい顔して考え込んじゃうし……」

 潤「タイミングが悪い…… また他の手紙が届くって」


 美苗『翔ちゃんお手紙がポストに届いてた……あ! ゴメンなさい』


 雅紀「美苗ちゃんさ、いつも手紙配ってる翔ちゃんが忘れたんじゃないか? って取りに行ってくれて届けたのは良いけど…… 皆が深刻な顔してたから『邪魔しちゃった』って泣いちゃって…… 俺、心配ないよ。皆、誰も怒って無いから泣かないのって」

 カズ「ありがとう相葉センセ。後で『心配ないよ』って言ってあげなくちゃ。松本さんもう『出るトコ出たら完全アナタ、アウトだよ?』って言っても大丈夫だよね?」

 潤「あぁ、こちらも相手には『忠告』して、翔には見過ごせないレベルだから介入させて貰うって伝えないと」


 ──


 女『忠告したはずよ離れなさい』

 女『アタシカズが好き』


/ 154ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp