第14章 おもちろいことあしょび

　病室に着いて……

　部屋の扉ノック……



　頬を紅く染めている翔ちゃんに

　慈愛に満ちた瞳で彼女を見つめる二宮くん……


　カズ『二宮和也デス』

　智『大野智……デス』

　病室に……ナゼか二宮くんに通され……椅子に腰掛けるよう促され、腰かけたオイラ……

　オマケに、ペットボトルのお茶を受け取るよう無言で渡されて……受け取っちゃったよ、う～ん


　相変わらずだね？　翔ちゃん

　なんか考え始めると一点集中!　なのは（笑）

　思わずクスッと笑ってしまう


　オイラの椅子の前に、自分の椅子を置いた二宮くん……



　カズ「ね？　スンゴイ集中力ですもんね」


　翔ちゃんの視界からオイラを遮った？　


　カズ「さ、翔ちゃん、俺の事を大野さんと思って……言いたい事、どうぞ？」




（言いたい事？）