第81章 子供達の愛　～未来編～　洋輝&美苗

　洋輝&美苗

　美苗「翔ちゃん……　綺麗だったね。私憧れるな……」

　洋輝「カズくんの事、馬子にも衣装って、カラカッテやろって思ってたのにさ。かっこ良すぎて」

　美苗「ヒロくんひどい……」

　洋輝「ミナ……　憧れって翔ちゃんの事？　お嫁さんになる事？」

　美苗「私翔ちゃんに憧れてるの……　お嫁さんにも……」


　そん時に俺、心に誓ったんだ

　ミナを幸せにするって


　10年後　


　プレゼンター「第〇〇回　アカデミー賞最優秀新人賞は、坂上洋輝さんです!」

　プレゼンター「第〇〇回　アカデミー賞最優秀主演男優賞は、二宮和也さんです」


　洋輝「カズさん、一緒の年に、アカデミー賞取るっていう夢、叶っちゃったね？」

　カズ「何年か前、洋輝が『俳優になる』って言った時、驚いたけどな（笑）」

　洋輝「カズさんも、劇団の演出家や、脚本家では収まらない。俳優として表舞台に立ったじゃん」


　やっぱネ、俺の憧れの人は表舞台で輝く人だったんだ



　美苗「ヒロくん……　おめでとう」

　洋輝「ミナ、お待たせ、迎えに来たよ。俺と結婚して下さい」

　美苗「これから、ヒロくんは……　私なんか……」

　洋輝「約束しただろ？　将来結婚しようねって。俺はミナに支えて貰いたい。俺がミナを永遠に守るから。愛しているよミナ」

　ミナ……　美しい瞳に、涙ためて俺の事ジって

　ミナ「私、ヒロくんが輝ける様に……　暖かい家庭を整える……　宜しくお願いします」


　翔.茉莉「ヒロくん、ミナちゃんおめでとう」


　私の憧れの翔ちゃんと、茉莉ちゃん

　二人ともしっかりと、暖かい家庭を整えて


　翔ちゃんは、カズくんを

　茉莉ちゃんは、孝次くんを


　支えてる


　私も、ヒロくんの一番のファン

　そして

　妻として

　頑張るの