Sapphire〈小悪魔系男子にご注意asobase?〉
第68章 懺悔
翔side
園ー談話室ー
二宮さんの誕生日
二人でもんじゃ焼きを食べて幸せで……園に戻ると
カズ「もう1つ話したい事がある」
そう二宮さんに言われたの……
カズ「翔ちゃん、俺が先に懺悔すれば翔ちゃんの心を辛いものにした何かを、俺に告白し易いでしょ?」
相変わらず鋭い二宮さん
そう言うと彼は、話してくれたんだけど
カズ「翔ちゃんが俺の事『卑怯』『小悪魔』って言った時さ……」
相葉先生.潤さんには『今まででよっぽど酷ぇ女としか付き合ってなかったんだな……』
(智)さんからはfrom智 to二宮くん『君みたいな人に純粋な翔ちゃんを託してきたの間違いだったかも』
って『呆れらたんだ』ってmail迄見せてくれて
私の不用意な発言に、二宮さん傷付いたんだと思って口を開こうとすると
カズ「ストップ! 真意は分かってるから。大野さん達に俺さ『『卑怯』な人間ってのは『私を見て私の事だけを考えて』って自己中な場合が多いんだけど翔ちゃんは違うんだよ』っていう俺の持論を言ったの。呆れられているなぁとは思ったんだけどさ、訂正はしなかったんだよね。けど、今回の事みたいに、周り回って翔ちゃんに曲解して伝わる前に……俺からって思って」
そこまで話して、フーと深呼吸して……二宮さんは
カズ「俺の心の中にはずっと翔ちゃんが居た。けど、俺にも思春期とか、葛藤はあった訳で…… 高校生の時にちょっと大人の女性にね……」
翔「あの人……?」
浮かんできたあの人……思わず口を挟むと……
カズ「違うよ! それこそ『卑怯』な感じの女。俺には絶対! 無理なタイプ。その相手にも本命の彼がいる。それだけの関係の人……けど、俺には後悔しか残らなかった。告白した時に翔ちゃんだけを想って来たって言ったけど……たった一回だけ……」
正直……相手の過去とか……特に今みたいな事は、出来きれば聞きたくない
それより……二宮さんだって言いたくは無かったと思う