Sapphire〈小悪魔系男子にご注意asobase?〉
第60章 もう1つの夢③
カズside
もう! こちらの涙腺が壊れそうな位のさ
真っ直ぐな想いを吐露してくれた翔ちゃん
(踏みとどまったけど……)
で……
翔「二宮さんは『マタ巡り逢えたね』と 言って下さいました。こんな私でもずっと思い続けていて下さって。智さん、潤さんも『マタ逢えた事』は『必然だよって』妃那ちゃんにも『私ね、二宮さんとマタ巡り逢えたの…… 前に園の孝次くんに好きな人はって聞かれて『いないかな』って答えちゃったの…… まだ間に合うかな?』って聞いたら『もちろんよ! 二宮さんの気持ちの深さが二人を…… マタ巡り逢えたのは奇蹟…… ううん必然だったの! だから頑張って翔ちゃん』って」
ホント大野さんと、潤くん、妃那さん良い事言ってくれたよね?
カズ「うん。それで? 翔ちゃん?」
翔「それで?」
こらこら翔ちゃんよ?
-居酒屋ー
相葉「で?」
カズ「で?」
相葉「おいコラ! 今までの事を話して、きちんと思いを伝えたら、俺にも報告する! って約束したじゃんか!」
カズ「あぁ……! そうでした。ゴメン」
相葉「可愛くない! で?」
翔『雪の日の出逢いも、再会も全て必然でした。『マタ巡り逢えたね』と言って下さった様に『私もマタ巡り逢えて』嬉しいです。二宮さんが好きです』
相葉『良かった』
って泣いてくれた相葉センセ
優しいよね……
そして
ありがとう