Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N
第5章 にゅうにゅうちらいよ
健「しょうちゃんなににする?」
2才から12才の子供達のお菓子を買おうという事になったんだけど
翔「健ちゃんが、那緒ちゃん、凛ちゃん、愛実ちゃん、玲くんの……選んで? (2才の那緒ちゃんと少し大人しい9才愛実ちゃんは私や嶋さん、健ちゃん、瑠璃ちゃんに任せる……と)健ちゃんと瑠璃ちゃんもね?」
健「ちがうの! しょうちゃんと、しまさんのは?」
翔「健ちゃん……」
言葉にならないよ。私や嶋さんのも……果てはもう一つのユニットの子供達のは? 他職員のは? という意味で……優しいね
嶋さんが言葉にならない私に変わり
嶋「おにいちゃん、おねえちゃん達は同じクラス(ユニット)の仲間とお菓子買うんですって、お買い物も仲間とですって、又今度皆一緒に買うのもいいわね?」
私や嶋さんのお菓子……について何て答えよう……と思ってたら、健ちゃん、瑠璃ちゃんの乗っているキャラクターの付いたベビーカー……は子供ぽいけど……同キャラクターの付いたカートを自分よりも小さい子が……乗っているカートに視線が向いてる? けど牛乳好きだからか、小学一年生にしては大きくて……乗るのも恥ずかしいし! って感じ?
瑠璃「あ、あか!」
瑠璃ちゃんの声に
健「あー!」
健ちゃんの大好きなヒーローの盾看板……
嶋「あ!」
嶋さんが、ショーの日付を見て自分の鞄を……
翔「あ! ヒーロショー! の券……」
私も鞄をガサガサ探る……見つけ……た、先週の買い出しの時配付してた券今日使用可……買い物500円で一枚のが手持ち10枚……子供六人参加に大人三人参加出来る……子供が十、二、三人増《年長ユニットの子供達も》で、職員二人位増やすと……当日券4、5枚? とか考えてたら……PM14:00~15:00迄か……
健ちゃん……瑠璃ちゃん目がキラキラ大好きだもんね?