Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N
第45章 わー凄い(スゴい)(しゅごい)!
翔side
子供達『わー凄い(スゴい)(しゅごい)!』
(ホントわー凄い! キラキラした瞳で皆料理を見つめてる。あ! もしかして…… ありがとうございます二宮さん)
珠稀「頑張ったねみんな」
翔「泣いていい?」
珠稀「気持ちは分かるけどやめとこ?」
翔「また騒ぎ大きくなるかな?」
カズ「萌ちゃん!」
萌「はい……」
カズ「驚いた? 間違ってるって不安だった? ゴメンね? 萌ちゃんも左利きだから俺と一緒だね! それでナイフとかフォークの位置が反対なんだ。萌ちゃん泣かないの」
萌「かずゅ……ひっく。カズくん。ありがと……」
カズ「チョー先生も、普段皆が使っているナイフとかフォーク持って来るって仰ったんだけど。俺達からのプレゼントでね用意したんだ。皆! 偉いね! 金属アレルギーのある那緒ちゃんのために、金属使ってないフォークとか使ったり、アームカバーをつけたり。長袖着てご飯を食べたりしているの先生達が褒めてたよ! 本当に良い子達だね! 俺、皆と仲良くなれてとっても嬉しいよ! ごめんね? もう少し食べる前に説明するからね。もうちょっと食べるの待てる?」
子供達「まてまーす(しゅ)」