Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N
第39章 こ~ら!皆もっと自分がっ…ジブンをって…
翔side
二宮さんその表情ズルい! 全て分かってるよ? イヤ分かんない教えて……
みたいな哀しいよ俺……な視線を……
何考えてんのよ! イヤ集中集中……
珠ちゃん私の事を心配しつつ相葉さんと……
うん。いいの。今まで色々あったもんね……
理解してくれる人が良かったね……
カズ「翔ちゃん、俺も貴女を支えられる様に早くなりたい……」
翔「……二宮さん……メニュー……凛ちゃんと拓くんの絆が益々深まると思います」
カズ「話し聞いて……二人共互いを想う余り……ね」
雅紀「なおちゃん。にんじんさん洗おうか?」
那緒「にんにん……」
|全員《にんにん……》(笑)
那緒ちゃん凛ちゃんを見て……嫌いなの知ってるもんね?
それを見て二宮さんが
カズ「こ~ら! 皆もっと……自分がっ……ジブンをっ……て悪い子でいいんだぞ?」
凛「なおちゃんにんじんキレイしたらリンにちょうだい?」
那緒「まぁくぅ!」
雅紀「ヨシ! なおちゃんお水で……」
二宮さんを見て、拓くんを見た凛ちゃん……
頷いた二人に頷き返したけど……
人参とピューラーを手に……
拓「カズさん皮剥きだけいい?」
カズ「OK!」
拓「凛少しずつ。な?」
凛「ありがと。タッくん」
凛ちゃんが人参を切り始めると子供達は
「頑張れ! (がんばれ)(がっばれ)」
智.潤「オーイ暇だよ(ぞ)! いいのか? オチビちゃん達に負けるよ(ぞ)ー」
重い空気を和らげる様にお二人が
翔「二宮さん。相葉さん。大野さん。松本さん。皆さん状況判断に長けてますね」
カズ「それは翔ちゃん。珠稀ちゃん。子供達も那緒ちゃんもチビっこいのにさ……」
潤「これから俺達が悪い遊びを教えるし! な? カズ!」
智「やめろよー? 潤くんみたいな不良やだー」
雅紀「おじいちゃんと不良な子供達になるね?」