Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N
第26章 かっこいい騎士
カズside
施設から戻り、相葉氏のマンションにてパンをつまみに晩酌中
雅紀「カズ、俺の家幸せ過ぎて当たり前が当たり前じゃなかった」
カズ「貴方の家を基準に……イヤ本来はそうあるべきなのにね」
雅紀「可愛い子達なのに……マナミちゃん大丈夫かな?」
カズ「レイ王子が……相葉さん、本当はからかってやろうって考えてたの……頑張れ珠稀ちゃんの事」
雅紀「うん、カズも翔ちゃんを守れるのはカズだけだから」
俺は思わず思い出し笑いしちゃって
雅紀「何だよ? 気持ち悪いなっ!」
カズ「騎士のレイくん、凄かったなと思って」
雅紀「あー! でもかっこよかったね」
ー回想ー
コンコンコン!
珠稀『はいどうぞ』
玲『いた! マナ! 帰るぞ!』
翔『あれ? 玲くんどうしたの?』
どうしたの? って言うか……
きっと俺と相葉さんを猛烈に警戒しているんですな?
睨みが凄いもん
玲『マナ!』
珠稀『愛実ちゃんは今日は……』
玲『分かってる。珠ちゃんはそうしてくれるって』
翔『愛実ちゃんのこれからの事、一緒に考えてくれる?』
玲『わかった! 今度こそ俺が守るんだ! 翔ちゃんも、珠ちゃんもありがと。マナの話し聞いてくれて。チョー先生にもお礼言わなくちゃ』
愛実『うん。レイちゃんいつもありがと』
おーレイくん! 照れちゃって真っ赤! 可愛いねぇ
翔.珠稀『愛実ちゃん大丈夫だからね』
愛実『おやすみなさい。翔ちゃん、珠ちゃん……おやすみなさい……えっと、カズくん、雅紀くん……私にパンの作り方を教えてくれますか?』
カズ.雅紀『OK!! マナミちゃん!』
玲『マナ!』
愛実『レイちゃん! おやすみなさいして!』
玲『おやすみなさい……翔ちゃん珠ちゃん……カズさん、雅紀さん。マナのパンありがとう……」
カズ.雅紀『お休みなさい! マナミちゃん、レイくん!』
翔.珠稀『お休みなさい。愛実ちゃん、玲くん』
カズ『カッコいい騎士だ』