Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N
第113章 仲間の幸せ
翔side
あの後、部屋で健ちゃんを迎えに来た杏さんに、今日の事聞いてもらったの
杏「ようやく心が通じ合えて、翔ちゃんと、二宮さん、二人ともちょっと緊張してパニクっちゃったのね?」
翔「二宮さんも一緒?」
杏「話を聞いてると、そう思うけどな」
珠稀「梨佳さんはこう言ってます」
そう言って珠稀ちゃんは、杏さんに梨佳さんのMailを見せて
梨佳《相葉さんの場合は、緊張とか嬉しさもあって…… けど…… 人前ではね?》
杏「きっと、智くんが、二宮さんに話聞いてると思うから。とにかく話し合う事が大事かな? 子供達も心配してるだろうし戻ろう?」
(ウソ…… なんで? リビングで? 子供達の前で話ししてるの?
(何を相談したのか 怖いです……))
カズside
智「ウチの杏ちゃん、勉強熱心なの。健の事について色々、先生方に聞きに来たんだ」
健ちゃんを迎えに来た、大野さんに説明しようとすると
智『子供達に相談している、面白いトコから聞いてた。杏が翔ちゃんと、珠稀ちゃんの話聞いてるから心配すんな』
と、言われてしまうし
杏さんと共に、部屋から出て来た翔ちゃんと、珠稀ちゃん
珠稀ちゃんが
珠稀『もう! 何で恥ずかしい事を皆にリビングで話すって……』
至極真っ当な事。ホントだよね? 俺何やってんだろう?
智『明日、4人とも話し合え! それが一番だ!』
そうアドバイスしてくれた、大野さんのおかげでですね……