Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N
第102章 一緒に人生歩んで下さいませんか?
カズside
ぁ、翔ちゃんの気持ち聞けるかも……ってタイミングで……
(子供達の相談大事だよ?)
焦らされて……待たされて……
やっと聞けた翔ちゃんの気持ち
翔ちゃんらしい拙くて、でも一生懸命な言葉達……
翔ちゃん、多分だけど……上手く伝えられなかったって思っちゃった?
クッションに顔を埋めて泣いちゃった貴女……
カズ『翔ちゃん……ありがとう』
翔『~二宮さんと居て、スゴく心地いい空間で穏やかに過ごせています』とか『~二宮さんが女の人と……って考えたら……心がギュってなったんです』
で、ついさ……翔ちゃんが他の男と……ナンテ想像を……同時に
翔『一緒に居たい』
って言う言葉に
カズ『嬉しい~嫉妬でどうにかなっちゃうと思う』
颯汰.奏汰笑ったりしてゴメン……翔ちゃんの
翔『心がギュってなった』
の言葉に……
気が付いたらKissしてました
翔ちゃんの
翔『……Kiss?!』
のセリフに……ヤベっと思って
カズ『~あ! このタイミングで、kissだよね?』
って照れ隠しで言ったら
翔『そうですよ!』
って……
頷いてくれたんだけど……
翔「二宮さん?」
そう!それ!
翔ちゃん……の癖だよね
今の
翔『そうですよ』
って頷いた後、首をさ、コテって
可愛く横に傾げる仕草を……ですよ
特に、疑問形の後に
(『~ですよね?』『~ですか?』)
とかさ……
無意識だからさ、余計心にズキュンて
カズ「翔ちゃん……他の男には、それしないでね?」
翔「それ?」
説明してあげると
翔「そんな事しません! と、言うか。私そんな事してますか? 二宮さんだって、左手で顎を擦ったり、顔を擦る癖あるじゃないですか!」
必死に訴えてくる翔ちゃんに、思わず笑っちゃって
カズ「知ってる。って言うか、指摘された。困った時とか、考え事してる時や、ナンカ悪戯考えている時に顎を擦ってる。って。アハハハ!」
翔「アハハ! 確かに!」
確かにって(笑)
それこそ…… 確かに心地良くて
こんな風に貴女と、砕けた感じで話し出来たの初めてじゃない?
俺、一緒に居たいとは言ったけど