Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N
第96章 鈴奈ちゃん知抄ちゃんの涙
カズside
一カズのマンションー
雅紀「子供達と、出逢ってからまだ半年も経ってないじゃん?」
カズ「うん」
雅紀「子供の成長は早くてさ、颯汰と奏汰は、大人の男性が苦手な、珠稀ちゃんと、翔ちゃんの事考えて、それぞれ距離をとって接してたじゃん?」
カズ「うん。颯汰は、大人びた感じの子だから、翔ちゃんとのふれあい、気を付けながら。珠稀ちゃんに対しては、もっと気を付けて…… けど、時々悲しそうな表情で二人を見つめてたの気付いてたよ……」
雅紀「一番成長したの奏汰じゃん? 背も伸びてさ、少し顔も大人びて…… 珠稀ちゃんに対して行なってたスキンシップが減ってさ、時々悲しそうな顔してんだよね……」
二人とも……
颯汰は翔ちゃんに
奏汰は珠稀ちゃんに
恋心抱いてたと思うんだよね……
カズ「良かったよ…… 歳が離れてて。同年代だったら、スゲぇー手強いライバルになったと思うもん」
雅紀「だよね?」
兎に角。俺達の出来る事……
カズ.雅紀『一生涯、翔ちゃん(珠稀ちゃん)を守り抜く!』
誓いを新たに…… 俺達は眠りについたんだ
翔side
ー翔の自室ー
翔「良かったね。珠稀ちゃん頑張ったね」
珠稀「翔ちゃんも頑張って?」
カズ『~分かる? 翔ちゃんは俺に…… 子供達や、皆に、その優しい心でいろんな影響を与えるてる事…… 与えられる女の子だって事が……』
二宮さん……
翔「私に…… そんな力あるか分からないけど…… 頑張ってみようかな」
珠稀ちゃんに、二宮さんに言われた事を話ちゃったもんだから…… ニヤニヤして
翔「何? ニヤニヤ…… でも、相葉さんも凄い人だね? 本当良かった……」
珠稀「翔ちゃん、二宮さんは信じるに値する人だよ…… お互い頑張ろうね!」