Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N
第92章 お父さんとお兄さんとご対面②
雅紀「何だよ! カズはお父さんに認めたられたって……自慢話じゃん!」
何だよ相葉さん? 何を期待してたか知らないですけどね残念でしたね?
カズ「んふふふ……」
潤「気色悪りぃな…… 俺達、自慢話聞かされる為に……」
ふん、潤くん迄! イイもんね! だ
智「ガッカリするな! 諸君! 笑ってる場合か? カズくん? 言っとくけど、兄貴のヤツ独身貴族で、翔ちゃんの事気に入ったってさ!」
ホントいい性格してるよね?
大野さん…… 相葉さん、潤くんも
皆さ
──ー
敦『翔は、どうして児童指導員になったの?』
翔『ぇ? あの…… 私みたいに悲しい思いする子供が少しでも居なくなればって…… それに今務めさせて頂いている施設にお世話になった時から…… あの…… 児童指導員になりたいと思うようになって……』
敦さん、さっきから翔ちゃんを質問攻めに…… 質問にしどろもどろで答えながら、時折俺の方チラチラって、みて『助けて』って翔ちゃん
その顔がなんとも可愛くて……
けど、もういい加減意地悪してないで助け舟出してあげますかね?
智『兄貴いいんか? 麻友子さんにチクるぞ? 俺が、杏や健の事話した時に『俺もそろそろかな?』って言ったじゃねえか』
敦『分かってるけど。翔をカラカってたら面白くて……』
ナニ? この敦さんて人……
翔ちゃんの事、カラカウと面白いとか……
──ー
カズ『大野さん? 敦さんの性格分かってて、助け舟出してくれたんすよね? 翔ちゃんと俺に…… 俺が言うと角が立つから……』