第63章 不毛な闘い

　翔「パパの中での私は2才頃から10才頃までの記憶が無くて、私には……互いに話す事でしか埋まら無い期間があるけど、私にとって大切な時間でした」

　実代「翔ちゃんは本当に良い子ね！　貴弘さんにとっては１才半の翔ちゃんから2才半の間、紗菜が病に……亡くなってからの後の人生後悔したって……翔ちゃんの人生を、見守らず来たからって……」

　翔「私は、ゆなちゃんや家族、智さん、智さんのパパママに良くして貰ってたから」

　ゆな「翔ちゃん！　一生親友ね！」

　智「翔ちゃんは一生オイラの妹！　ゆなちゃんもな!」

　カズ「翔ちゃん？　未来のビジョンの中に俺を……ね？　俺のビジョンの中には……居ますからね！」

　貴弘「実代の人生……」

　実代「私は、自分の意志で側に居ると決めたんですよ。その為にデイサービスとか時間の融通の効く仕事を選んだり……こうして貴方の傍に……私は幸せなんですから」


　ゆな（素敵な話聞きたいのに!）

（最近嵌まったらしいロードワークから病院に来たまぁ先輩に捕まり（シャワー済み））話が聞けない！）

　雅紀「ゆなちゃん？　ゆなちゃんは俺のビジョンの中に……居るからね！」

　智「ウチの審査は厳しいかんな！　早く諦めろよ！」


　ーガラガラガラー


　翔.ゆな（あ、松本先生、千奈美さん、真希さん!　良かった!　不毛な闘い終わるね！）


　潤「アホか？　お前ら!　毎回!　毎回!　同じ事で争って!」

　千奈美「最後は自分も加わってるのに……ねぇ？」

　真希「花嫁の兄二人VS未来の弟?？　……」


　カズ.雅紀「お二人共!　サクラ姫、アザミ姫のお姉樣の相手なんてあり得ません!　ジャマします！」

　智.潤《負けてるぞ!》

　翔.ゆな.千奈美.真希《恥ずかしい!》

　実代《結婚する迄きっと……闘うのね？　（苦笑》）

　貴弘《……》