• テキストサイズ

Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】

第52章 …理不尽だよね…


 潤side

 雅紀「なんで? センセー?」

 潤「すまない相葉……」


 理事長「ついこの前の月曜日、5/7…… イヤ4月に話したと思いますけど?」

 学長「親御さんの要望ですし」

 顧問「宜しく。松本副顧問」


 怒りで、怒鳴りそうなるのを耐える


 教師一年目だった俺を、野球部の副顧問にした学園理事長

 学長、野球部顧問の放った言葉

 俺には信じ難いものだった


 高校野球の全国大会の予選前まで、代わりに野球部の指導を……


 分かってる。夏の甲子園予選で自分が指揮を取りたいから

 そして、俺が何よりも許せないのは、エースだった神林より、去年入学してきた相葉の方が実力が上で

 エースの座にと。年末の冬頃に、顧問の方が相葉を正式なエースにしたくせに……


 前のエースだった神林を、故障したこともあってマネージャー的な立場で部活動に残したくせに……


 今さら


 顧問「神林をエースに戻しなさい」

 顧問の言葉の裏に見えるもの

 権力あるものからの、圧力に従わざる得ない空気







/ 249ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp